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急性期病院のトリアージナースって、どんな仕事をしているの?
急性期病院のトリアージナースって、どんな仕事をしているか知っていますか?そもそもトリアージナースという存在を知っているでしょうか?急性期病院のトリアージナースの仕事やトリアージナースになるための方法、トリアージナースが活躍する職場などトリアージナースについて徹底解剖してみました!
急性期病院のトリアージナースってどんな仕事をしているの?
急性期病院のトリアージナースって、どんな仕事をしているか知っていますか?現役看護師さんなら皆さん知っているかもしれませんが、まずはトリアージの意味から確認しましょう。
医療現場におけるトリアージは、災害現場や多重事故などで患者さんが複数いる時に、患者の重症度を判別し、診療の優先度を決定することです。
黒、赤、黄色、緑のタグがついたトリアージタッグを見たことがある人も多いと思います。
では、トリアージナースは何をするのでしょう?トリアージナースは、トリアージをする看護師のことです。トリアージナースは、災害現場や多重事故などでトリアージを行うのではなく、基本的に救急外来でトリアージを行います。
2007年には厚生労働省から「休日や夜間に救急外来に来院した場合、専門的な知識や技術を持つ看護師がトリアージを行うことで、より適切な医療の提供や医師の負担軽減ができる」という旨の通達も出ています。
救急外来では、病院到着が早い順に診察していると、救える命も救えなくなってしまいます。特に、最近は救急車をタクシー代わりに使う人も増えてきていますよね。
そのような中で、きちんと重症度・緊急度を判別できるトリアージナースは需要が高く、必要とされている仕事ですし、救急現場で命を救うことに直結するやりがいのある仕事なんです。
急性期病院のトリアージナースになる方法は?
急性期病院のトリアージナースになるには、どうしたら良いのでしょう?
トリアージナースは、日本救急看護学会が認定している資格ですので、日本救急看護学会が主催するトリアージナース育成研修会を受講しなければいけません。
トリアージナース育成研修会を受講するには、まず日本救急看護学会が主催するフィジカルアセスメントウェブ試験に合格した後、JTAS(緊急度判別支援システム)コースを受講する必要があります。
その後、日本救急看護学会企画による1日半のコースを受講して、研修修了後にトリアージ実践件数の課題を提出し、それが認定されれば、トリアージナースとして認められることになります。
急性期病院のトリアージナースが活躍できる職場は?
急性期病院のトリアージナースが活躍できる職場は、やはり救急外来です。でも、救急外来ならどこでもトリアージナースとして活躍できるというわけではありません。
救急外来といっても、病院によって規模が全く違います。「救急外来」といっても、救急搬送はほとんど受け付けずに、かかりつけの患者さんが夜間や休日に具合が悪くなった場合のみ受け付けるというところもあります。
また、二次救急指定病院でも、24時間365日手術が可能で、重症度の高い3次救急の役割も担っている「2.5次救急」と呼ばれる救急外来もあります。
最近は「北米型ER」と呼ばれる1次救急から3次救急までの患者を、すべて救急専門医が診るというシステムを取っている病院も増えてきています。
トリアージナースを目指して、バリバリ経験を積んでいきたいなら、2.5次救急の救急外来が良いと思いますし、トリアージナースの経験と同時に3次救急の経験もしたいというのであれば、北米型ERシステムの病院が良いでしょう。
ただ、2.5次救急の病院や北米型ERシステムの病院を自分で探すのはなかなか面倒です。それに、自分でそういう病院を探して入職しても、救急外来に配属されるかはわかりませんよね。
救急外来でトリアージナースを目指したい人は、転職サイトを利用しましょう。
転職サイトなら担当者に「トリアージナースになりたい」、「救急外来で働きたい」と希望を伝えれば、救急外来に配属が確約された求人の中でも、さらにあなたの希望にピッタリの求人を紹介してくれますよ!
書いた人
看護師 tomo
地方の看護学校卒業後、東京の総合病院の急性期病棟で5年間勤務。その後、地元の総合病院で勤務しています。今年で看護師15年目になります。急性期病院一筋の私の経験から、急性期病院で働く実態や魅力、転職のポイントなどをお伝えしたいと思っています。
- 取得資格:看護師
- 出身:静岡県
- 年齢:37歳
- 看護師経験:総合病院2ヶ所
- 経験がある診療科:消化器外科、呼吸器内科、化学療法室
執筆者情報
急性期病院の看護師求人 編集部
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